113A055|第113回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯周病学

歯肉切除術の一連の治療過程を図に示す。③に入るのはどれか。1つ選べ。 ただし、①〜⑤はa〜eのいずれかに該当する。

113A055の問題画像
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正解: c

正答

c

この問題のポイント

歯肉切除術の基本順序は、ポケット底を印記し、外斜切開し、切除片を除去してから根面処置と歯肉整形を行う流れです。

解説

浸潤麻酔後、まずポケットマーカーでポケット底を外面へ印記します。印記点を目安に外斜切開を加え、切離された歯肉片を除去します。その後、残存する肉芽組織・歯石を除去してスケーリング・ルートプレーニングを行い、生理的形態になるよう歯肉整形をして歯周パックを装着します。したがって③は切除歯肉の除去です。

画像の確認

実画像では、浸潤麻酔から①〜⑤を経て歯周パックへ至る一連の流れが示されています。5つの空欄のうち、切開前に印記が必要で、切開直後の③に切離片除去、その後に根面処置と形態修正が続く配置になります。

選択肢の確認

a.切開
誤り。ポケット底の印記に続く②の操作です。

b.歯肉整形
誤り。根面の清掃後、歯周パック前の⑤に行います。

c.切除歯肉の除去
正しい。切開で切離した歯肉片を③で取り除き、術野を明示します。

d.ポケット底の印記
誤り。切開線を決めるため最初の①に行います。

e.スケーリング・ルートプレーニング
誤り。切除歯肉を除去した後の④に行い、露出した根面を清掃します。

覚えるポイント

印記→切開→切除片除去→SRP→歯肉整形→パック。切る前に深さを写し、切った後に根面を直視して清掃します。

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