113B009|第113回 歯科医師国家試験 過去問
全身麻酔で使用する薬物とその分類の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
全身麻酔では、催眠、鎮痛、筋弛緩などを異なる薬物で組み合わせます。ロクロニウム臭化物は、気管挿管や手術操作を容易にする非脱分極性筋弛緩薬です。
解説
ロクロニウムは神経筋接合部のニコチン性アセチルコリン受容体を競合的に遮断し、骨格筋を弛緩させます。意識消失や鎮痛作用はないため、必ず麻酔薬・鎮痛薬と適切に組み合わせ、換気を確保して用います。
セボフルランは揮発性吸入麻酔薬、プロポフォールは静脈麻酔薬、レミフェンタニルは超短時間作用性のオピオイド鎮痛薬です。フルルビプロフェンは非ステロイド性抗炎症薬です。
選択肢の確認
a.セボフルラン ― 静脈麻酔薬
誤り。セボフルランは気化器を介して吸入する揮発性吸入麻酔薬です。
b.プロポフォール ― 揮発性吸入麻酔薬
誤り。プロポフォールは静脈内へ投与する静脈麻酔薬です。
c.レミフェンタニル ― 非ステロイド性抗炎症薬
誤り。レミフェンタニルは強力で調節性に優れるオピオイド鎮痛薬です。
d.フルルビプロフェン ― 麻薬性鎮痛薬
誤り。フルルビプロフェンはシクロオキシゲナーゼを阻害する非ステロイド性抗炎症薬です。
e.ロクロニウム臭化物 ― 筋弛緩薬
正しい。非脱分極性筋弛緩薬で、気管挿管時などに用います。
覚えるポイント
- セボフルランは吸入麻酔薬、プロポフォールは静脈麻酔薬です。
- レミフェンタニルはオピオイド、フルルビプロフェンはNSAIDsです。
- ロクロニウムには催眠・鎮痛作用がないため、筋弛緩だけを担う薬と理解します。
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