113B010|第113回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生

新生児の顔面頭蓋と脳頭蓋の容積比はどれか。1つ選べ。

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正解: d

正答

d

この問題のポイント

新生児では脳頭蓋が大きく、顔面頭蓋はまだ小さいため、顔面頭蓋:脳頭蓋の容積比は1:8です。

解説

出生時には脳と感覚器を収める脳頭蓋の発育が先行し、歯槽突起、副鼻腔、上下顎骨などの顔面頭蓋は未発達です。そのため顔面は頭部全体に対して小さく、顔面頭蓋と脳頭蓋の容積比は約1:8です。

成長に伴い、歯の萌出、咀嚼器官の発達、副鼻腔の拡大などによって顔面頭蓋が大きくなります。成人では顔面頭蓋の比率が増し、およそ1:2となります。

選択肢の確認

a.1:2
誤り。これは成人での顔面頭蓋:脳頭蓋の比に近い値です。

b.1:4
誤り。新生児では顔面頭蓋はこれよりさらに小さい状態です。

c.1:6
誤り。新生児の代表値は1:8です。

d.1:8
正しい。脳頭蓋の発育が先行する新生児の代表的な容積比です。

e.1:10
誤り。新生児の標準的な比としては脳頭蓋を過大に見積もっています。

覚えるポイント

  • 新生児は顔面頭蓋:脳頭蓋=1:8です。
  • 成人では顔面頭蓋が相対的に発達し、約1:2になります。
  • 歯の萌出、顎骨・副鼻腔の発達が顔面頭蓋の成長に関わります。

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