113B011|第113回 歯科医師国家試験 過去問
Riga-Fede病の組織学的特徴はどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: a
正答
a
この問題のポイント
Riga-Fede病は、萌出した先天歯・新生歯などが舌下面を反復刺激して生じる外傷性潰瘍です。
解説
乳児の下顎前歯部に先天歯・新生歯があると、哺乳時の舌運動によって切縁が舌小帯付近や舌下面へ繰り返し接触します。その機械的刺激により粘膜上皮が欠損し、潰瘍と肉芽組織を形成する病変がRiga-Fede病です。疼痛のため哺乳障害や体重増加不良につながることがあります。
組織学的には上皮欠損を伴う潰瘍性病変で、潰瘍底には炎症細胞浸潤や肉芽組織を認めます。原因歯の鋭縁を丸める、保護するなど、反復外傷を除くことが治療の基本です。
選択肢の確認
a.潰瘍
正しい。歯の切縁による反復機械刺激で上皮が欠損し、外傷性潰瘍を形成します。
b.膿瘍
誤り。膿瘍は限局性に膿が貯留した病変で、Riga-Fede病の本態ではありません。
c.乾酪壊死
誤り。結核などでみられる壊死像であり、反復外傷による本病変とは異なります。
d.異所性脂腺
誤り。Fordyce斑などの組織所見で、外傷性潰瘍とは関係しません。
e.上皮下水疱
誤り。粘膜類天疱瘡などでみられる所見で、Riga-Fede病では上皮欠損を伴う潰瘍が中心です。
覚えるポイント
- 先天歯・新生歯+舌下面の外傷性潰瘍=Riga-Fede病です。
- 哺乳時の反復刺激が原因です。
- 原因歯の鋭縁を除き、哺乳への影響も評価します。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。