113B040|第113回 歯科医師国家試験 過去問
消毒薬とその適用の有無を表に示す。 消毒薬|手指|口腔粘膜|金属|非金属 ア|×|×|○|○ イ|×|×|×|○ ウ|○|×|○|○ エ|○|○|×|× オ|○|○|○|○ ○:適用あり、×:適用なしウはどれか。1つ選べ。 ただし、ア〜オはa〜eのいずれかに該当する。

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正解: c
正答
c
この問題のポイント
表のウは「手指○、口腔粘膜×、金属○、非金属○」です。この適用範囲に一致するのは消毒用エタノールです。
解説
消毒用エタノールは蛋白変性や膜障害により作用し、手指・皮膚や金属・一部の非金属器材表面に使用できます。一方、刺激性があり粘膜を損傷するため、口腔粘膜の消毒には用いません。また芽胞には十分な効果がありません。
表全体は、アがグルタラール、イが次亜塩素酸ナトリウム、ウが消毒用エタノール、エがポビドンヨード、オが塩化ベンザルコニウムに対応します。生体へ使えるか、金属腐食があるかを手掛かりに判定します。
画像の確認
実画像の表では、ウの行だけが手指・金属・非金属で○、口腔粘膜で×となっています。口腔粘膜には使わない一方、手指と器材表面に適用できるという組合せが、消毒用エタノールの性質に一致します。
選択肢の確認
a.グルタラール
誤り。高水準消毒薬で器材に用いますが、毒性があるため手指や口腔粘膜には使わず、表のアに対応します。
b.ポビドンヨード
誤り。手指・皮膚と口腔粘膜に使用できますが、金属腐食などのため器材には不向きで、表のエに対応します。
c.消毒用エタノール
正しい。手指・皮膚、金属、非金属に使用でき、口腔粘膜には使用しないためウです。
d.塩化ベンザルコニウム
誤り。低水準消毒薬で手指・粘膜・器材に使用でき、表のオに対応します。
e.次亜塩素酸ナトリウム
誤り。環境・非金属材料などに用いますが、生体には使わず金属を腐食するため、表のイに対応します。
覚えるポイント
- **エタノール=手指○、粘膜×、金属○、非金属○**です。
- グルタラールと次亜塩素酸ナトリウムは生体へ使用しません。
- ポビドンヨードは生体に使えますが、金属器材には不向きです。
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