113B049|第113回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科補綴学

ブリッジ治療のある過程の写真(別冊No. 8)を別に示す。 次に行うのはどれか。1つ選べ。

113B049の問題画像
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正解: b

正答

b

この問題のポイント

写真は上顎歯列の咬合採得材を付けたフェイスボウによる上顎位置の記録です。この記録を用いて、次に上顎模型を咬合器へ装着します。

解説

フェイスボウトランスファーは、上顎歯列と顆頭を含む頭蓋基準との位置関係を記録し、その関係を咬合器へ移す操作です。バイトフォークに上顎歯列を適合させ、後方基準点と前方基準点に対する位置を固定します。記録後、このフェイスボウを咬合器へ装着して上顎模型を取り付けます。

上顎模型を基準位置に装着した後、顎間関係記録を用いて下顎模型を装着します。顆路角・切歯路角の調節は、偏心位記録や顎運動記録に基づく別の工程です。

画像の確認

実画像では、上顎歯列の印記が付いたバイトフォークがフェイスボウへ固定され、耳孔部の後方基準点と前方基準点を記録する状態になっています。下顎模型や偏心位記録は写っておらず、上顎歯列の頭蓋に対する位置を咬合器へ移送する段階と分かります。

選択肢の確認

a.下顎模型の装着
誤り。下顎模型は、上顎模型を装着した後に顎間関係記録を用いて装着します。

b.上顎模型の装着
正しい。フェイスボウ記録で上顎歯列の位置関係を咬合器へ移します。

c.側方顆路角の調節
誤り。側方運動のチェックバイトなどに基づく調節で、写真の次の直接工程ではありません。

d.矢状顆路傾斜角の調節
誤り。前方位記録などを用いて行う工程で、まず上顎模型を装着します。

e.矢状切歯路傾斜角の調節
誤り。切歯指導部の設定は模型装着後の咬合器調節に関わる工程です。

覚えるポイント

  • フェイスボウ記録→上顎模型装着→顎間関係記録で下顎模型装着の順です。
  • フェイスボウは上顎歯列と頭蓋・顆頭基準の位置関係を移します。
  • 顆路角の調節は偏心位記録を用いる別工程です。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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