113B083|第113回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科補綴学

スポーツマウスガードの使用目的はどれか。3つ選べ。

3つ選択
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正解: c・d・e

正答

c、d、e

この問題のポイント

スポーツマウスガードの中心的目的は競技能力の向上ではなく、衝撃を吸収・分散して歯、顎関節、口腔軟組織を守ることです。

解説

スポーツマウスガードは弾性材料で歯列を被覆し、外力を一歯へ集中させず歯列・支持組織へ分散します。そのため歯の破折・脱臼などを予防し、上下歯列の直接衝突や下顎への衝撃を緩衝して顎関節への力を軽減します。また、歯の鋭縁と頬・口唇・舌との間に介在して口腔粘膜の裂傷も防ぎます。

適切な厚さ、適合、咬合関係、維持を確保し、呼吸や会話をできるだけ妨げない設計が必要です。ただし、持久力向上や鼻呼吸促進そのものを装置の使用目的とはしません。

選択肢の確認

a.持久力の向上
誤り。競技能力や持久力の向上は、スポーツマウスガードの確立した主目的ではありません。

b.鼻呼吸の促進
誤り。装着中も呼吸を妨げない設計は重要ですが、鼻呼吸を促進するための装置ではありません。

c.歯の損傷の予防
正しい。衝撃を吸収・分散し、歯冠破折、歯根破折、脱臼などの外傷リスクを下げます。

d.顎関節への外力の緩和
正しい。下顎へ加わる衝撃と上下顎の直接的な衝突を緩衝し、顎関節への力を軽減します。

e.口腔粘膜の損傷の予防
正しい。歯と口唇・頬・舌との間を被覆し、歯による軟組織の裂傷を防ぎます。

覚えるポイント

  • マウスガードの保護対象は歯・歯周組織・顎関節・口腔粘膜です。
  • 作用の基本は衝撃の吸収と分散です。
  • 呼吸を妨げないことは設計要件ですが、鼻呼吸促進が目的ではありません。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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