113C042|第113回 歯科医師国家試験 過去問
平成28年歯科疾患実態調査における各種補綴装置装着者と未装着者の割合を図に示す。本調査における補綴装置とはブリッジ、全部床義歯、部分床義歯およびインプラントをいう。イはどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る
正解: a
正答
a
この問題のポイント
グラフの年齢別推移から補綴装置を同定します。ブリッジは中年期から増え、65歳前後を頂点に高齢層でやや減るパターンです。
解説
ブリッジは部分的な欠損に用いる固定性補綴装置なので、歯の喪失が増える中年期から装着者が増えます。さらに高齢になって欠損が拡大すると、部分床義歯や全部床義歯へ移行する人が増えるため、ブリッジ装着率はピーク後に低下します。グラフは複数装置の重複装着があるため合計が100%を超える年齢層があります。
画像の確認
実画像では、イの黒色棒は40〜44歳の約15%から増加し、65〜69歳で約50%に達した後、高齢群では低下しています。アの斜線棒は年齢とともに大きく減少し、ウ・エは高齢群ほど増えるため、イの推移がブリッジ装着者に合います。
選択肢の確認
a.ブリッジ装着者
正しい。
中年期から増えて高齢期にやや減るイの推移はブリッジ装着者です。
b.全部床義歯装着者
誤り。
全部床義歯は若年・中年で少なく、無歯顎者が増える高齢群で大きく増える系列です。
c.部分床義歯装着者
誤り。
部分床義歯は欠損拡大に伴い高齢群で増える系列です。
d.インプラント装着者
誤り。
インプラント装着者は全世代で少数の系列です。
e.補綴装置未装着者
誤り。
未装着者は若年層で高く、年齢とともに低下するアの系列です。
覚えるポイント
- ブリッジは中年期から増え、欠損拡大で高齢期に減り得ます。
- グラフでは絶対値だけでなく年齢による増減を読みます。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。