113C041|第113回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯周病学

歯周外科治療を延期すべき術前検査値はどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: c・e

正答

c、e

この問題のポイント

歯周外科の前には、全身状態と局所の炎症・プラークコントロールが手術に耐えられる状態か確認します。

解説

HbA1c 8.5%は糖尿病コントロール不良を示し、術後感染や創傷治癒遅延のリスクが高いため、内科と連携して改善を優先します。OʼLearyのPCR 55%はプラークコントロール不良で、歯周外科後の治癒と長期予後を損なうため基本治療を継続します。PT-INR 1.1は正常範囲、BOP 20%やCRP 0.5 mg/dLだけでは本問で延期を決める異常値ではありません。

選択肢の確認

a.BOP 20%
誤り。
炎症評価として重要ですが、20%という値だけで手術延期を決める選択肢ではありません。

b.CRP 0.5 mg/dL
誤り。
軽度の値であり、臨床症状を伴わなければ本問で延期の決め手ではありません。

c.HbA1c 8.5%
正しい。
血糖コントロール不良で、感染・創傷治癒遅延の危険があるため延期して全身管理を優先します。

d.PT-INR 1.1
誤り。
凝固能として正常域の値で、出血リスクによる延期理由にはなりません。

e.OʼLearyのPCR 55%
正しい。
歯面の半数以上にプラークがある状態で、基本治療を継続して清掃状態を改善すべきです。

覚えるポイント

  • 歯周外科前は血糖管理とプラークコントロールを確認します。
  • 局所と全身の条件を整えてから外科へ進みます。

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