113C049|第113回 歯科医師国家試験 過去問
陶材焼付冠の製作中のある過程の写真(別冊No. 9)を別に示す。矢印で示すものの使用目的はどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c
この問題のポイント
陶材焼付冠では、診断用ワックスアップから作ったシリコーンインデックスを重ね、金属フレーム上の前装スペースを確認します。
解説
陶材には審美性と強度を得るための適切な厚みが必要です。完成歯冠外形を記録したシリコーンインデックスを金属フレームまたはワックスパターンへ当てると、切端・唇側の陶材築盛スペースを視覚的に確認できます。スペース不足は過豊隆や色調不良、過大なスペースは陶材破折や形態不良につながります。
画像の確認
実画像では、作業模型中央の支台歯上に青色の製作途中の歯冠パターンがあり、矢印で示された淡青色のシリコーンインデックスがその唇側・切端側を囲んでいます。インデックス内面は完成予定歯冠の外形を示すため、パターン表面との間隙を直接比較して陶材を築盛する前装スペースを確認できます。
選択肢の確認
a.耐火模型の製作
誤り。
耐火模型は陶材を直接築盛する補綴物などで用いますが、矢印のシリコーンインデックスの目的ではありません。
b.最終歯冠形態の再現
誤り。
インデックスは完成形の基準にはなりますが、ここで直接再現しているのではなく残された前装空間を確認しています。
c.前装スペースの確認
正しい。
完成予定外形との間隙から陶材前装スペースを確認します。
d.支台歯形成削除量の確認
誤り。
支台歯形成削除量は口腔内形成時にガイド等で評価し、技工過程の本写真の主目的ではありません。
e.シリコーンガム模型の製作
誤り。
シリコーンガム模型は歯肉部を弾性材料で再現する模型で、矢印の形態とは異なります。
覚えるポイント
- シリコーンインデックスで完成外形とフレームの間隙を確認します。
- 陶材の均一で十分な前装スペースが審美性と強度に重要です。
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