113C058|第113回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科補綴学

口腔内スキャナーを用いた光学印象法の特徴はどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: c・d

正答

c、d

この問題のポイント

口腔内スキャナーは印象材と大型トレーを口腔内へ保持しないため、嘔吐反射が強い患者や開口量が小さい患者にも使いやすい方法です。

解説

光学印象はカメラヘッドで歯列を順次撮影し、三次元データを構築します。印象材の硬化待ちがなく、必要部分だけ再スキャンできます。一方、唾液・血液は光学読み取りを妨げるため防湿が重要で、歯肉縁下は視認できるよう歯肉圧排・止血が必要です。デジタルワークフローでは作業用模型を必ず石膏で作るとは限りません。

選択肢の確認

a.唾液の影響を受けにくい。
誤り。
光学面が唾液で覆われると反射・読み取りが乱れるため、唾液の影響を受けます。

b.石膏で作業用模型を製作する。
誤り。
模型レス製作や3Dプリント模型を利用でき、石膏模型製作は必須ではありません。

c.嘔吐反射の強い患者に適用できる。
正しい。
印象材とトレーによる咽頭刺激が少なく、嘔吐反射が強い患者に適用できます。

d.開口量の小さい患者に適用できる。
正しい。
大型トレーを挿入せず小型ヘッドを動かすため、開口量が小さい患者にも適用しやすいです。

e.歯肉縁下の印象採得を容易に行える。
誤り。
光が届かず辺縁を視認できない歯肉縁下の記録は容易ではなく、圧排・止血が必要です。

覚えるポイント

  • 光学印象はトレー不要で、嘔吐反射・小開口に有利です。
  • 唾液・出血・深い歯肉縁下は苦手です。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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