113C089|第113回 歯科医師国家試験 過去問

社会歯科公衆衛生・予防歯科

歯周炎の認められない集団を10年間追跡調査し、得られた結果を喫煙者と非喫煙者に分けて表に示す。 観察数(人)/歯周炎発症数(人) 喫煙者:100/32 非喫煙者:250/25 喫煙の歯周炎発症に対する寄与危険度を求めよ。ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第3位を四捨五入すること。

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正解: a

正答

a

この問題のポイント

寄与危険度は、曝露群の発症率から非曝露群の発症率を引きます。相対危険度との違いに注意します。

解説

喫煙者の歯周炎発症率は32÷100=0.32です。非喫煙者の発症率は25÷250=0.10です。したがって寄与危険度=0.32-0.10=0.22となります。これは喫煙曝露によって上乗せされた絶対的な発症リスクを表します。割り算をする相対危険度は0.32÷0.10=3.2であり別の指標です。

画像の確認

実画像では、表で喫煙者は100人中32人、非喫煙者は250人中25人が歯周炎を発症しています。各群の発症数を観察数で割って0.32と0.10を求め、その差0.22を選びます。

選択肢の確認

a.0.22
正しい。
0.32-0.10=0.22で、寄与危険度の正しい値です。

b.0.18
誤り。
発症率の差の計算結果ではありません。

c.0.25
誤り。
喫煙者の発症数32を総数など別の分母で扱った値で、寄与危険度ではありません。

d.0.12
誤り。
0.12ではなく、0.32から0.10を引くと0.22です。

e.0.32
誤り。
0.32は喫煙者群の発症率そのもので、非喫煙者群との差を引いていません。

覚えるポイント

  • 寄与危険度=曝露群発症率-非曝露群発症率です。
  • 本問は0.32-0.10=0.22です。

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