113C090|第113回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科矯正学

18歳の女子。下あごが出ていることを主訴として来院した。診察の結果、上顎両側第一小臼歯と下顎両側第三大臼歯の抜去後、下顎枝矢状分割術による外科的矯正治療を行うこととした。治療過程の一連の口腔内写真(別冊No. 37)を別に示す。 実施の順番に並べよ。

113C090の問題画像
解答・解説を見る

正解: a

正答

a

この問題のポイント

外科的矯正治療は、術前矯正、顎矯正手術、術後矯正、装置撤去・保定の順に進みます。写真では装置と咬合の変化を追います。

解説

まずエの段階でマルチブラケット装置によるレベリング・術前矯正を開始し、ウで抜歯空隙の閉鎖や歯軸のディコンペンセーションを進めて手術時咬合を準備します。次にアは下顎枝矢状分割術後の顎位で、顎間ゴムなどを用いて咬合を安定させる段階です。オで術後矯正による緊密化を行い、最後にイで装置を撤去した最終咬合となります。

画像の確認

実画像では、エとウに術前矯正中のブラケットがあり、エよりウで歯列の配列と手術準備が進んでいます。アでは手術後の顎位で上下装置間の固定・誘導がみられ、オで咬合がさらに緊密化し、イでは装置撤去後の安定した被蓋が得られています。

選択肢の確認

a.d → c → a → e → b(エ → ウ → ア → オ → イ)
正しい。
エで術前矯正を開始し、ウで手術準備、アで術後顎位、オで術後矯正、イで装置撤去後となる正しい順です。

b.c → d → a → e → b(ウ → エ → ア → オ → イ)
誤り。
ウより前にエの初期段階があるため、開始順が逆です。

c.d → a → c → e → b(エ → ア → ウ → オ → イ)
誤り。
アは手術後の顎位を示すため、術前段階のウより先にはなりません。

d.d → c → e → a → b(エ → ウ → オ → ア → イ)
誤り。
オの術後仕上げはアの手術直後段階より後です。

e.c → a → d → e → b(ウ → ア → エ → オ → イ)
誤り。
ウ・エ・アの術前から術後への並びが実画像の変化と一致しません。

覚えるポイント

  • 術前矯正→顎矯正手術→術後矯正→保定の流れです。
  • 本問の写真順はエ→ウ→ア→オ→イです。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。

関連問題

← 113C089113D001 →
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)