113D022|第113回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学生理・生化学・薬理

von Harnackの換算表で、成人に対する3歳児の薬用量の割合はどれか。1つ選べ。

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正解: c

正答

c

この問題のポイント

von Harnackの換算表では、小児量を成人量に対する年齢別割合で表し、3歳児は成人量の1/3です。

解説

小児は単に体格が小さいだけでなく、薬物の吸収・分布・代謝・排泄機能も発達途中にあります。そのため小児薬用量は本来、体重や体表面積、年齢、臓器機能、個々の薬剤の添付文書に基づいて決定します。von Harnackの換算表は、成人常用量から年齢ごとのおおよその小児量を求める古典的な目安であり、3歳では成人量の1/3とします。

換算表の値は学習上の概算で、治療域が狭い薬、年齢で薬物動態が大きく変わる薬、腎・肝機能障害がある患者などへ機械的に当てはめてはいけません。実際の処方では小児用量の明示、体重当たり用量、1回量と1日量、最大量を確認します。本問では表の暗記値を問うため1/3を選びます。

選択肢の確認

a.1/6
誤り。
3歳児に対するvon Harnack換算値より小さい割合です。

b.1/5
誤り。
3歳児の換算割合ではありません。

c.1/3
正しい。
von Harnackの換算表における成人量に対する3歳児の割合です。

d.1/2
誤り。
より年長の小児に対応する大きさで、3歳児には大きすぎます。

e.2/3
誤り。
思春期に近い年齢で用いる割合に相当し、3歳児の値ではありません。

覚えるポイント

  • von Harnack換算表では3歳=成人量の1/3です。
  • 換算表は概算であり、実際は薬剤ごとの小児用量と体重・体表面積を優先します。
  • 小児処方では1回量、投与回数、1日量、最大量を別々に確認します。

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