113D030|第113回 歯科医師国家試験 過去問

社会歯科公衆衛生・予防歯科

データの種類における順序尺度はどれか。2つ選べ。

2つ選択
解答・解説を見る

正解: a・e

正答

a、e

この問題のポイント

順序尺度は値に大小・段階の順序がありますが、隣り合う区分の間隔が等しいとは限りません。CPIのコードと要介護度が該当します。

解説

尺度は、名義尺度、順序尺度、間隔尺度、比例尺度に整理できます。順序尺度ではカテゴリーを順に並べられますが、「1と2の差」と「2と3の差」が同じ量を表す保証はありません。CPI〈Community Periodontal Index〉のコードは歯周所見の重症度に沿う順序をもちますが、コード差を等間隔の量として扱えません。要介護度も、要支援・要介護の段階に順序はあるものの、各段階間の差が同じとは限りません。

性別はカテゴリーの区別だけで大小順序がない名義尺度です。年齢と現在歯数は量として測定・計数でき、0にも意味があり、比を考えられる比例尺度です。数字で表されているだけで量的尺度と決めず、「順序があるか」「間隔が等しいか」「絶対的な0があるか」の順に判定します。

選択肢の確認

a.CPI
正しい。
コードに歯周状態の段階的な順序がありますが、コード間隔が等しい量を意味しないため順序尺度です。

b.性別
誤り。
カテゴリーを区別する名義尺度であり、カテゴリー間に大小の順序はありません。

c.年齢
誤り。
時間量として差や比を扱える比例尺度です。

d.現在歯数
誤り。
0本を絶対的な0として個数を数え、差や比に意味がある比例尺度です。

e.要介護度
正しい。
支援・介護必要度の段階に順序がありますが、段階間の差は等間隔ではありません。

覚えるポイント

  • 名義尺度=区別のみ、順序尺度=順序あり・等間隔でない。
  • CPIと要介護度は順序尺度です。
  • 年齢・歯数は絶対的0と比に意味がある比例尺度です。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。

関連問題

← 113D029113D031 →
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)