114A065|第114回 歯科医師国家試験 過去問
インプラントの印象採得に用いる個人トレーの写真(別冊No. 25A)と器具の写真(別冊No. 25B)を別に示す。 この個人トレーと組合せて使うのはどれか。1つ選べ。

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正解: b
正答
b
この問題のポイント
開窓のない個人トレーには、印象撤去後に口腔内へ残るトランスファー型印象用コーピングを組み合わせます。
解説
クローズドトレー法では、トランスファー型印象用コーピングをインプラントに連結して印象採得し、印象材硬化後はトレーだけを撤去します。コーピングは口腔内に残るため、インプラントから外してアナログを連結し、印象内の陰型へ正確に戻します。Aのようにスクリューアクセス孔をもたないトレーには、この方法で使うイを選びます。
オープントレー法では、長いガイドスクリューを開窓から緩め、ピックアップ型コーピングを印象内に取り込んだまま撤去します。その器具は本トレーとは組み合わせません。
画像の確認
実画像では、Aの個人トレーに印象用コーピングの固定スクリューへアクセスする開窓がなく、通常の閉鎖型トレーとして作られています。Bのイは丸みを帯びたトランスファー型印象用コーピングであり、開窓のないトレーを口腔内から撤去する方法に適合します。
選択肢の確認
a.ア
誤り。画像の個人トレーと組み合わせるトランスファー型印象用コーピングではありません。
b.イ
正しい。クローズドトレー法に用いるトランスファー型印象用コーピングです。
c.ウ
誤り。咬合・印象の補助部品であり、本トレーに対応する印象用コーピングではありません。
d.エ
誤り。長いスクリューをもつピックアップ型で、開窓したオープントレーに用います。
e.オ
誤り。インプラント体の位置を閉鎖トレー印象へ移す本問の器具ではありません。
覚えるポイント
- 閉鎖トレー=トランスファー型です。
- 開窓トレー=ピックアップ型です。
- クローズド法ではコーピングを口腔内から外し、印象内へ再定位します。
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