114A067|第114回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科補綴学

ブリッジ製作過程で作業用模型を咬合器装着することとした。 インターオクルーザルレコードのトリミング部位で正しいのはどれか。3つ選べ。

3つ選択
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正解: b・c・d

正答

b、c、d

この問題のポイント

インターオクルーザルレコードは、模型の正確な着座を妨げる余剰部やアンダーカット部をトリミングします。

解説

硬化したインターオクルーザルレコードをそのまま用いると、隣接面のアンダーカット、歯頸部歯肉に伸びた余剰材料、小窩裂溝へ深く入り込んだ薄い材料が模型の着座を妨げ、咬合器装着誤差を生じます。そこでこれらを除去し、再現性のある限られた歯面の圧痕で模型を安定させます。

咬頭頂の明瞭な圧痕は上下模型の位置決めに有用です。また支台歯形成面の記録は、形成歯に咬合接触点が乏しい場合にも模型の三次元的位置を支えるため、必要な範囲を残します。トリミング後は口腔内と模型上で浮きがないことを確認します。

選択肢の確認

a.咬頭頂
誤り。模型を安定して位置決めする代表的な圧痕として残します。

b.隣接面
正しい。アンダーカットへ入り込んだ部分は着座を妨げるため除去します。

c.歯頸部歯肉
正しい。歯肉上に広がった余剰材料は不要で、模型との干渉源になります。

d.小窩裂溝部
正しい。深く入り込んだ薄い部分を除き、過剰な嵌合を防ぎます。

e.支台歯形成面
誤り。模型の位置を規定する記録として必要な部分を残します。

覚えるポイント

  • レコードは隣接面・歯頸部歯肉・小窩裂溝部をトリミングします。
  • 目的は変形や干渉を減らし、模型を再現性よく着座させることです。
  • 咬頭頂など安定した位置決めに必要な圧痕は残します。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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