114A079|第114回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生

耳神経節でシナプスを形成する副交感神経を含むのはどれか。1つ選べ。

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正解: c

正答

c

この問題のポイント

耳神経節でシナプスする副交感神経の節前線維は、舌咽神経に由来します。

解説

耳下腺の分泌を支配する副交感神経節前線維は、延髄の下唾液核から舌咽神経に入り、鼓室神経、鼓室神経叢、小錐体神経を経て耳神経節へ到達し、ここで節後ニューロンとシナプスします。節後線維は三叉神経第三枝の枝である耳介側頭神経に合流して耳下腺へ分布します。

したがって、耳神経節でシナプスする副交感神経を「含む」脳神経は舌咽神経です。三叉神経は節後線維の経路を提供しますが、節前副交感線維の起始ではありません。

選択肢の確認

a.三叉神経
誤り。耳介側頭神経が節後線維を運びますが、節前副交感線維は舌咽神経由来です。

b.顔面神経
誤り。翼口蓋神経節や顎下神経節へ向かう副交感線維を含みます。

c.舌咽神経
正しい。小錐体神経を経て耳神経節でシナプスします。

d.迷走神経
誤り。主に胸腹部臓器へ副交感線維を送ります。

e.舌下神経
誤り。舌筋を支配する体性運動神経です。

覚えるポイント

  • 耳下腺分泌は舌咽神経→耳神経節→耳介側頭神経です。
  • 顔面神経は顎下腺・舌下腺、涙腺などの分泌に関与します。
  • 三叉神経枝は節後線維の「便乗経路」になります。

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