114B016|第114回 歯科医師国家試験 過去問

社会歯科公衆衛生・予防歯科

ある疾患の有無と検査結果を表に示す。 [P/(P+Q)]÷[R/(R+S)]に該当するのはどれか。1つ選べ。

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正解: e

正答

e

この問題のポイント

コホート研究の2×2表では、まず暴露群と非暴露群それぞれの疾病リスクを求めます。二つのリスクの比は相対危険度です。

解説

リスク要因ありの群で疾病を発症した人がP、発症しなかった人がQなので、暴露群の発症リスクはP/(P+Q)です。リスク要因なしの群で発症した人がR、発症しなかった人がSなので、非暴露群の発症リスクはR/(R+S)です。

相対危険度 = 暴露群のリスク / 非暴露群のリスク

したがって、提示式は相対危険度です。値が1なら両群のリスクは同じ、1より大きければ暴露によりリスクが高いことを示します。

画像の確認

実画像では、表の列が疾病の「有」と「無」、行がリスク要因の「有」と「無」です。リスク要因ありの行がP・Q、なしの行がR・Sであるため、提示式は各行の発症割合を上下で比較しています。

選択肢の確認

a.尤度比
誤り。尤度比は、疾患群と非疾患群である検査結果が得られる確率の比で、感度と特異度から求めます。

b.有病率
誤り。有病率はある時点または期間に集団中で疾病をもつ人の割合で、二群のリスク比ではありません。

c.オッズ比
誤り。オッズ比は(P/Q)÷(R/S)、またはPS/QRで求めます。

d.寄与危険度
誤り。寄与危険度は暴露群のリスクから非暴露群のリスクを引いた差です。

e.相対危険度
正しい。暴露群の発症リスクを非暴露群の発症リスクで割った値です。

覚えるポイント

  • コホート研究では暴露群・非暴露群の発症リスクを直接求められます。
  • リスクの比=相対危険度、リスクの差=寄与危険度です。
  • オッズ比はPS/QRと区別します。

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