114B040|第114回 歯科医師国家試験 過去問

社会歯科公衆衛生・予防歯科

ICDASコードで、肉眼では実質欠損を認めないが、歯面乾燥後にエナメル質の白濁化を認めるのはどれか。1つ選べ。

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正解: b

正答

b

この問題のポイント

ICDASコード1は、湿潤状態では明らかでなく、歯面乾燥後に初めて見えるエナメル質の色調変化です。肉眼的な実質欠損はありません。

解説

ICDASはう蝕の視診基準で、コード0は健全、コード1は乾燥後に初めて確認できる初期変化、コード2は湿潤時にも確認できる明瞭な色調変化です。コード3では象牙質が見えない範囲の局所的エナメル質崩壊、コード4では象牙質からの暗い陰影を認めます。

観察前には歯面のプラークを除去し、十分な照明のもとで湿潤状態と乾燥状態を比較します。初期非実質欠損性病変は、活動性とリスクを評価し、フッ化物応用、清掃・食習慣支援など非侵襲的管理を優先します。

選択肢の確認

a.コード0
誤り。乾燥後にもう蝕を示す明らかな変化を認めない健全歯面です。

b.コード1
正しい。乾燥後に初めてエナメル質の白濁などの初期変化を認めます。

c.コード2
誤り。湿潤状態でも認識できる明瞭なエナメル質の色調変化です。

d.コード3
誤り。象牙質の露出を伴わない局所的なエナメル質崩壊があります。

e.コード4
誤り。象牙質に由来する暗い陰影が透見されます。

覚えるポイント

  • ICDAS 0は健全、1は乾燥後のみ、2は湿潤時にも見える色調変化です。
  • ICDAS 3は局所的エナメル質崩壊、4は象牙質由来の暗い陰影です。
  • コード1の非実質欠損性病変はリスク管理と再石灰化支援が中心です。

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