114B047|第114回 歯科医師国家試験 過去問
アンジオテンシノゲンに作用してアンジオテンシンⅠを産生するのはどれか。1つ選べ。
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正解: a
正答
a
この問題のポイント
レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系では、腎臓の傍糸球体細胞から分泌されたレニンが、肝臓由来のアンジオテンシノゲンをアンジオテンシンIへ変換します。
解説
循環血液量や腎灌流圧の低下、遠位尿細管へ届く塩化ナトリウム量の低下、交感神経β1刺激などによりレニン分泌が促進されます。レニンはアンジオテンシノゲンを切断してアンジオテンシンIを生成し、さらにアンジオテンシン変換酵素〈ACE〉がアンジオテンシンIIへ変換します。
アンジオテンシンIIは血管を収縮させ、副腎皮質からのアルドステロン分泌を促します。アルドステロンは腎集合管などでナトリウム・水の再吸収を増やし、カリウム排泄を促進します。この一連の反応によって血圧と循環血液量が維持されます。
選択肢の確認
a.レニン
正しい。アンジオテンシノゲンを切断してアンジオテンシンIを産生する酵素です。
b.オキシトシン
誤り。下垂体後葉から放出され、子宮収縮や射乳に関与するホルモンです。
c.コルチゾール
誤り。副腎皮質束状帯から分泌され、糖代謝やストレス応答などに関与します。
d.サイロキシン
誤り。甲状腺ホルモンT4で、基礎代謝や成長・発達を調節します。
e.コレシストキニン
誤り。小腸から分泌され、胆囊収縮や膵酵素分泌などを促進します。
覚えるポイント
- レニンは腎臓、アンジオテンシノゲンは肝臓に由来します。
- ACEはアンジオテンシンIをIIへ変換します。
- アンジオテンシンIIは血管収縮とアルドステロン分泌を促進します。
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