114B048|第114回 歯科医師国家試験 過去問
セファロ分析の距離計測項目のうち、蝶篩骨軟骨結合の成長が最も関与するのはどれか。1つ選べ。
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正解: a
正答
a
この問題のポイント
蝶篩骨軟骨結合は前頭蓋底に位置し、その成長は前頭蓋底長を表すN-Sに最も関与します。計測点の解剖学的位置を軟骨結合の位置と対応させます。
解説
N〈nasion〉は前頭鼻骨縫合部の最前点、S〈sella〉はトルコ鞍の中心です。N-Sは前頭蓋底の前後的長さを示します。蝶形骨と篩骨の間にある蝶篩骨軟骨結合の成長は、篩骨側を含む前頭蓋底の前方成長に関わるため、N-Sの距離に反映されます。
これに対し、S-Baは後頭蓋底長で、蝶後頭軟骨結合の成長の影響を受けます。N-Meは前顔面高、Go-Meは下顎骨体長、ANS-PNSは上顎骨の前後的長さを表し、いずれも蝶篩骨軟骨結合との直接的な対応ではありません。
選択肢の確認
a.N-S
正しい。前頭蓋底長を示し、蝶篩骨軟骨結合の成長の影響を最も受けます。
b.S-Ba
誤り。後頭蓋底長を示し、主に蝶後頭軟骨結合の成長と関連します。
c.N-Me
誤り。nasionからmentonまでの前顔面高を示す垂直的計測項目です。
d.Go-Me
誤り。gonionからmentonまでの下顎骨体部の長さを示します。
e.ANS-PNS
誤り。前鼻棘から後鼻棘までの上顎骨前後径を示します。
覚えるポイント
- N-Sは前頭蓋底長、S-Baは後頭蓋底長です。
- 蝶篩骨軟骨結合は前頭蓋底、蝶後頭軟骨結合は後頭蓋底に対応します。
- N-Meは垂直、Go-MeとANS-PNSは顎骨の前後的距離です。
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