114B078|第114回 歯科医師国家試験 過去問
ある市が行った歯周疾患検診の検査結果の一部を表に示す。 「要精密検査」に該当する受診者はどれか。3つ選べ。

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正解: b・d・e
正答
b、d、e
この問題のポイント
歯周疾患検診では、歯周ポケットスコア1または2、未処置歯、要補綴歯などがあれば要精密検査とします。歯肉出血スコア1のみでポケット0なら要指導です。
解説
WHO 2013のCPIでは、歯肉出血を0・1、歯周ポケットを0〜2で記録します。ポケットスコア0は4mm未満、1は4〜5mm、2は6mm以上を示します。検診は確定診断ではないため、ポケットスコア1・2の受診者には歯科医療機関で全歯の歯周組織検査やエックス線検査などを受けるよう勧めます。
また、未処置歯や要補綴歯がある場合も治療の必要性を精査するため要精密検査です。歯肉出血だけでポケットが0の場合は、清掃状態や生活習慣への保健指導を中心とします。表ではイ、エ、オが該当します。
画像の確認
実画像では、イは歯周ポケットスコア1、エはポケットスコア1に加えて要補綴歯あり、オは未処置歯ありでポケットスコア2です。アとウは歯肉出血スコア1ですがポケットは0で、未処置歯・要補綴歯・その他所見もないため、要精密検査ではなく要指導に当たります。
選択肢の確認
a.ア
誤り。歯肉出血1のみで歯周ポケット0のため、要指導に該当します。
b.イ
正しい。歯周ポケットスコア1があり、要精密検査に該当します。
c.ウ
誤り。アと同様に歯肉出血1、ポケット0であり、要指導に該当します。
d.エ
正しい。歯周ポケットスコア1と要補綴歯があり、要精密検査が必要です。
e.オ
正しい。未処置歯があり、歯周ポケットスコア2も認めるため要精密検査です。
覚えるポイント
- CPIポケット1は4〜5mm、2は6mm以上です。
- ポケット1・2、未処置歯、要補綴歯は要精密検査です。
- 出血1・ポケット0だけなら要指導です。
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