114C001|第114回 歯科医師国家試験 過去問
代謝性アシドーシスの原因となるのはどれか。1つ選べ。
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正解: c
正答
c
この問題のポイント
酸塩基平衡は、まず呼吸性か代謝性か、次にアシドーシスかアルカローシスかを分けます。糖尿病でインスリン作用が著しく不足すると、ケトン体が蓄積して代謝性アシドーシスを生じます。
解説
代謝性アシドーシスは、酸の増加または重炭酸イオンの喪失により、血液pHと重炭酸イオン濃度が低下する病態です。糖尿病性ケトアシドーシスでは脂肪分解が亢進し、アセト酢酸やβ-ヒドロキシ酪酸などの酸性ケトン体が増えます。代償として深く速いKussmaul呼吸がみられることがあります。
選択肢の確認
a.嘔吐
誤り。胃酸の塩酸を失うため、典型的には代謝性アルカローシスを来します。
b.過呼吸
誤り。二酸化炭素を過剰に排出し、呼吸性アルカローシスとなります。
c.糖尿病
正しい。酸性ケトン体の蓄積により代謝性アシドーシスを起こします。
d.気道閉塞
誤り。換気不全で二酸化炭素が蓄積するため、呼吸性アシドーシスの原因です。
e.アルドステロンの過剰分泌
誤り。水素イオンとカリウムの排泄を促進し、代謝性アルカローシスに傾けます。
覚えるポイント
- 糖尿病性ケトアシドーシスは代謝性アシドーシスです。
- 嘔吐は代謝性アルカローシス、気道閉塞は呼吸性アシドーシスと整理します。
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