114C002|第114回 歯科医師国家試験 過去問
1歳6か月児歯科健康診査において、齲蝕はないが注意を促すのはどれか。1つ選べ。
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正解: b
正答
b
この問題のポイント
1歳6か月児歯科健康診査の乳歯齲蝕罹患型では、齲蝕がないO型を、口腔環境の良否によってO1型とO2型に分けます。齲蝕はないが将来の罹患が懸念され、注意と保健指導が必要なのはO2型です。
解説
O2型は、現在齲蝕はないものの、歯垢の付着、強い甘味嗜好、間食時間の不規則さなどから口腔環境が良好でなく、近い将来に齲蝕に罹患する不安のある幼児です。したがって、歯口清掃、飲食習慣、フッ化物利用などの指導を行い、経過をみます。A〜C型はすでに齲蝕がある場合の部位分類です。
選択肢の確認
a.O1型
誤り。齲蝕がなく、歯の汚れや甘味嗜好、間食習慣からみた口腔環境も良好な群です。
b.O2型
正しい。齲蝕はないが口腔環境が良好でなく、齲蝕ハイリスクとして注意を促します。
c.A型
誤り。上顎前歯部だけ、または臼歯部だけに齲蝕がある型です。
d.B型
誤り。臼歯部と上顎前歯部の両方に齲蝕がある型です。
e.C型
誤り。臼歯部と上下顎前歯部のすべてに齲蝕が及ぶなど、広範な罹患型です。
覚えるポイント
- O1とO2はどちらも齲蝕なしです。
- O2は口腔環境不良の齲蝕ハイリスク群で、重点的な保健指導の対象です。
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