114C013|第114回 歯科医師国家試験 過去問

社会歯科公衆衛生・予防歯科

エーテルを用いた全身麻酔を初めて行ったのはどれか。1つ選べ。

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正解: d

正答

d

この問題のポイント

公式正答のW. Mortonは、1846年にボストンのMassachusetts General Hospitalでエーテル麻酔の最初の成功した公開実演を行った人物です。1842年にC. Longが外科手術へ先行使用していた史実とは区別します。

解説

W. T. G. Mortonはエーテルを吸入させ、頸部腫瘍摘出術の無痛化を公開実演しました。これが広く認められ、外科麻酔が急速に普及しました。歴史上、Crawford Longは1842年にエーテルを外科麻酔へ使用していましたが、公表は1849年であり、Mortonの業績は1846年の成功した公開実演と普及にあります。本問の選択肢にLongはなく、公式正答はdです。H. Wellsは、それ以前に亜酸化窒素を用いた無痛抜歯を試みた人物です。

選択肢の確認

a.C. Bernard
誤り。生理学の発展に貢献し、内部環境の概念などで知られる人物です。

b.F. Crick
誤り。DNAの二重らせん構造の解明で知られる分子生物学者です。

c.R. Koch
誤り。結核菌などを研究し、Kochの原則で知られる細菌学者です。

d.W. Morton
正しい。1846年、エーテル全身麻酔の最初の成功した公開実演を行いました。

e.H. Wells
誤り。亜酸化窒素による無痛抜歯の先駆者です。

覚えるポイント

  • W. Mortonは1846年にエーテル全身麻酔の最初の成功した公開実演を行いました。
  • C. Longは1842年にエーテルを外科麻酔へ先行使用しましたが、公表は1849年でした。
  • H. Wellsは亜酸化窒素による麻酔と結び付けます。

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