114C051|第114回 歯科医師国家試験 過去問
パリ協定(2015年)で正しいのはどれか。3つ選べ。
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正解: a・c・e
正答
a、c、e
この問題のポイント
パリ協定は、先進国だけでなく開発途上国を含むすべての締約国が参加し、各国が自ら定めた貢献〈NDC〉を提出・更新する枠組みです。世界共通の長期目標の下で、温室効果ガス排出削減と再生可能エネルギー導入などの対策を進めます。
解説
2015年に採択されたパリ協定は、世界の平均気温上昇を産業革命前から2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力を追求することを掲げました。京都議定書と異なり、開発途上国を含む締約国がそれぞれの国情に応じたNDCを作成します。このため全参加国へ一律の削減率を課す制度ではありません。気候変動対策は持続可能な開発や貧困撲滅とも両立させる枠組みであり、経済活動より環境を一律に優先するという考え方ではありません。
選択肢の確認
a.参加国に開発途上国を含めた。
正しい。先進国だけでなく開発途上国も含む世界的な枠組みです。
b.参加国一律の目標値を設定した。
誤り。各国が国情や能力に応じてNDCを定め、継続的に提出・更新します。
c.温室効果ガスの削減を目標とした。
正しい。排出削減を進め、今世紀後半に排出と吸収の均衡を目指します。
d.経済活動よりも環境保全を重視した。
誤り。持続可能な開発の文脈で対策を進め、環境を経済活動より一律に優先する規定ではありません。
e.再生可能エネルギーの導入を推奨した。
正しい。温室効果ガス削減と低炭素型発展を進める主要な対策として、再生可能エネルギーの導入が促されます。
覚えるポイント
- パリ協定は「すべての国が参加し、各国がNDCを定める」と整理します。
- 共通の長期目標はありますが、参加国一律の削減率ではありません。
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