114C050|第114回 歯科医師国家試験 過去問
推算糸球体濾過量〈eGFR〉の算出に用いるのはどれか。3つ選べ。
3つ選択
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正解: a・c・e
正答
a、c、e
この問題のポイント
成人の日本人に用いる標準的な推算糸球体濾過量〈eGFR〉の式は、血清クレアチニン、年齢、性別から算出します。筋肉量の影響を受ける血清クレアチニン値を、年齢と性別で補正して腎機能を推定します。
解説
日本人成人のクレアチニンによる推算式では、男性のeGFRを血清クレアチニンと年齢から求め、女性ではさらに女性係数を乗じます。結果は標準体表面積1.73 m²当たりで示されるため、通常の式へ体重を直接代入しません。薬物投与量を個人の体格に合わせて検討するときは体表面積補正を外す場合がありますが、eGFRそのものの基本算出因子とは区別します。尿素窒素も腎機能で変化しますが、食事や異化などの影響が大きく、この式には用いません。
選択肢の確認
a.性別
正しい。女性では筋肉量などを考慮した補正係数を用います。
b.体重
誤り。標準的な日本人成人のeGFR推算式へ体重を直接代入しません。
c.年齢
正しい。加齢に伴う腎機能の変化を反映する算出因子です。
d.血清尿素窒素
誤り。腎機能の参考値にはなりますが、クレアチニンによるeGFR推算式の因子ではありません。
e.血清クレアチニン
正しい。糸球体濾過機能を反映する中心的な検査値として式に用います。
覚えるポイント
- 日本人成人のeGFRは、血清クレアチニン、年齢、性別から算出します。
- 体重や血清尿素窒素は標準的なeGFR推算式へ直接入れません。
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