114C058|第114回 歯科医師国家試験 過去問
Bonwill三角と関連するのはどれか。1つ選べ。
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正解: d
正答
d
この問題のポイント
Bonwill三角は、左右の顆頭点と下顎中切歯点を結んでできる一辺約10 cmの正三角形です。この三角形の平面と咬合平面とのなす角をBalkwill角といい、咬合器や人工歯排列に関係します。
解説
Bonwillは下顎の幾何学的関係を正三角形として示しました。Balkwill角はBonwill三角の底面と咬合平面の傾斜関係を表し、平均値を利用する咬合器の設計や全部床義歯の人工歯排列で用いられます。これに対し、切歯路角は切歯指導、Bennett角は水平面でみた平衡側顆路、矢状顆路傾斜角は矢状面でみた顆路と基準平面の角度です。Fischer角も側方運動と前方運動の顆路傾斜差に関係し、Bonwill三角そのものとの角度ではありません。
選択肢の確認
a.切歯路角
誤り。前方運動時などに切歯点が進む経路と基準平面との関係です。
b.Fischer角
誤り。矢状面で側方顆路が前方顆路に対して示す角度差です。
c.Bennett角
誤り。水平面で、平衡側顆路と矢状方向とのなす角です。
d.Balkwill角
正しい。Bonwill三角の平面と咬合平面とのなす角です。
e.矢状顆路傾斜角
誤り。矢状面で顆路と基準平面とのなす角で、Bonwill三角の平面を基準としません。
覚えるポイント
- Bonwill三角は左右顆頭点と下顎切歯点を結ぶ正三角形です。
- Bonwill三角の平面と咬合平面との角がBalkwill角です。
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