114D086|第114回 歯科医師国家試験 過去問
上顎右側中切歯の欠損による一次性障害に対して、クラウンブリッジに求められるのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: a・c
正答
a、c
この問題のポイント
上顎中切歯欠損による一次性障害は、咀嚼・発音などの機能と前歯部の審美性の喪失です。
解説
歯の欠損によって直ちに生じる一次性障害には、咬断・咀嚼能率の低下、発音への影響、前歯部の外観不良などがあります。そのため上顎右側中切歯をブリッジで補う際には、適切な前歯誘導や咬断、発音を回復する機能的要件と、歯冠形態、色調、透明感、歯肉との調和を回復する審美的要件が求められます。
材料的・力学的・生物学的要件も補綴装置を長期に維持するうえで不可欠ですが、欠損そのものによる一次性障害への直接的な回復要件を問う本問では機能と審美を選びます。
選択肢の確認
a.機能的要件
正しい。
咬断、発音、前歯誘導など失われた機能の回復に必要です。
b.材料的要件
誤り。
材料選択は装置製作上重要ですが、一次性障害の分類に直接対応しません。
c.審美的要件
正しい。
上顎前歯欠損で失われた外観を回復します。
d.力学的要件
誤り。
破折や脱離を防ぐ設計要件ですが、一次性障害そのものではありません。
e.生物学的要件
誤り。
歯髄・歯周組織保護などに重要ですが、欠損による直接的障害への選択ではありません。
覚えるポイント
- 前歯欠損の一次性障害は機能と審美です。
- 中切歯では発音、咬断、前歯誘導も考えます。
- 装置の耐久・生体安全要件と、欠損症状の回復要件を区別します。
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