114D087|第114回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯周病学

外科的侵襲が最も小さい歯周外科手術はどれか。1つ選べ。

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正解: c

正答

c

この問題のポイント

歯周ポケット搔爬術は歯肉弁を作らず、ポケット内面を非明視下で搔爬するため外科的侵襲が最小です。

解説

歯周ポケット搔爬術は、ポケット内へキュレットを挿入し、炎症性のポケット上皮と肉芽組織を除去する閉鎖性処置です。切開、歯肉弁の剝離、骨切除を行わないため、選択肢中で外科的侵襲が最も小さくなります。ただし非明視下であるため、深いポケットや複雑な骨欠損で確実なデブライドメントを行うには限界があります。

歯肉切除術は歯肉を切除し、Widman改良フラップ手術と歯肉弁根尖側移動術は切開・剝離を伴います。歯槽骨切除術は骨を切除するため最も侵襲が大きい部類です。

選択肢の確認

a.歯肉切除術
誤り。
ポケット壁の歯肉を切除し、開放創を形成します。

b.歯槽骨切除術
誤り。
歯槽骨を切除・整形するため侵襲が大きくなります。

c.歯周ポケット搔爬術
正しい。
切開や歯肉弁剝離を伴わない閉鎖性の搔爬処置です。

d.歯肉弁根尖側移動術
誤り。
切開、歯肉弁剝離、根尖側への移動・縫合を伴います。

e.Widman改良フラップ手術
誤り。
アクセス確保のため歯肉弁を形成・剝離します。

覚えるポイント

  • 最も低侵襲なのは歯周ポケット搔爬術です。
  • 非明視下処置は低侵襲ですが、深部へのアクセスに限界があります。
  • 切開、剝離、骨切除の有無で侵襲度を比較します。

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