115A032第115回 歯科医師国家試験 過去問

歯科医学総合総合問題

歯の唇頰側面に見られるのはどれか。 2つ選べ。

2つ選択
解答・解説を見る

正解: c・e

正答

c、e

この問題のポイント

歯冠の形態異常・付加結節が、唇頰側面、舌口蓋側面、咬合面のどこに現れるかを整理します。

解説

臼歯結節は乳臼歯などの近心頰側歯頸部にみられる隆起で、唇頰側面の形態です。プロトスタイリッドは下顎大臼歯の頰側面、とくに近心頰側咬頭付近にみられる副結節または溝状の形態です。

一方、斜切痕は上顎切歯の舌側面、Carabelli結節は上顎大臼歯の口蓋側、介在結節は主として小臼歯咬合面にみられます。

ひっかけポイント
結節という名称だけで頰側にあると判断しないことが重要です。歯種と歯面をセットで覚えます。

選択肢の確認

a.斜切痕
誤り。
斜切痕は上顎切歯、とくに上顎側切歯の舌側面で、辺縁隆線と基底結節の境にみられる溝です。唇側面ではありません。

b.介在結節
誤り。
介在結節は上顎第一小臼歯の咬合面近心部などにみられる小結節です。唇頰側面の形態ではありません。

c.臼歯結節
正しい。
乳臼歯などの近心頰側歯頸部にみられる隆起で、頰側面に位置します。

d.Carabelli 結節
誤り。
Carabelli結節は上顎大臼歯、特に第一大臼歯の近心舌側咬頭の口蓋側面にみられます。

e.プロトスタイリッド
正しい。
下顎大臼歯の近心頰側部に現れる副結節または溝で、頰側面にみられる形態です。

覚えるポイント

  • 斜切痕は上顎切歯の舌側面です。
  • Carabelli結節は上顎大臼歯の口蓋側面です。
  • 臼歯結節とプロトスタイリッドは頰側面にみられます。
  • 介在結節は小臼歯の咬合面で確認します。

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