115D054|第115回 歯科医師国家試験 過去問
社会歯科法規・医療制度
フォーンズ法について正しいのはどれか。 2つ選べ。
2つ選択
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正解: b・c
正答
b、c
この問題のポイント
フォーンズ法のブラッシング動作、使用する毛の部位、適応を整理します。
解説
フォーンズ法は、上下の歯を軽く咬み合わせ、歯ブラシの毛先を歯面に直角に当てて、唇側・頰側面で大きな円を描くように動かす方法です。動作が単純で習得しやすく、小児への指導に用いられます。
主に毛先で歯面を清掃しますが、歯間部や叢生部、歯肉溝の細かな清掃には向きません。
選択肢の確認
a.叢生の児童に適する。
誤り。
フォーンズ法は単純な平滑面清掃には適しますが、歯が重なる叢生部へ毛先を細かく到達させる方法ではありません。叢生部には部位に応じた個別の毛先操作が必要です。
b.唇頰側面は描円運動をする。
正しい。
上下の歯を咬み合わせた状態で、唇側・頰側面に大きな円を描くように歯ブラシを動かすのが特徴です。
c.主に歯ブラシの毛先を用いる。
正しい。
毛先を歯面にほぼ直角に当て、描円運動によって歯面のプラークを除去します。
d.植毛が 1列の歯ブラシを用いる。
誤り。
1列植毛の特殊な歯ブラシを必須とする方法ではありません。通常の歯ブラシで行う基本的ブラッシング法です。
e.バス法と比較して歯頸部の清掃に適する。
誤り。
バス法は毛先を歯軸に対して約45度で歯肉溝へ向け、歯頸部や歯肉溝の清掃を目的とします。フォーンズ法よりバス法の方が歯頸部の細かな清掃に適します。
覚えるポイント
- フォーンズ法は咬合した状態で唇頰側面に円を描きます。
- 動作が単純で小児が習得しやすい方法です。
- 叢生部、歯間部、歯肉溝には清掃能力の限界があります。