119B048|第119回 歯科医師国家試験 過去問
社会歯科法規・医療制度
心肺蘇生法において人工呼吸を行う際に、救助者の感染予防に有効なのはどれ か。1 つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
人工呼吸時の救助者の感染予防には、患者との直接的な口対口接触を避けられる バッグバルブマスクが有効です。
解説
バッグバルブマスクは、マスクを患者の顔面へ密着させ、バッグを圧迫して陽圧換気を行う器具です。救助者の口が患者の口や呼気・唾液へ直接接触しないため、感染曝露を減らせます。
使用には適切なマスクサイズ、気道確保、密着、過換気を避ける技術が必要です。可能なら二人法で、一人が両手でマスクを密着させ、もう一人がバッグを圧迫します。
選択肢の確認
a.酸素マスク
誤り。
酸素マスクは自発呼吸のある患者へ酸素を投与する器具で、人工呼吸を行う器具ではありません。
b.鼻カニューラ
誤り。
鼻カニューラは低流量酸素投与に用い、自発呼吸がない患者の換気はできません。
c.経口エアウェイ
誤り。
経口エアウェイは舌根沈下を防いで気道を確保する補助器具ですが、人工呼吸時の感染防護具ではありません。
d.バイトブロック
誤り。
バイトブロックは咬合による器具損傷などを防ぐ目的で用いることがあり、人工呼吸や感染予防を担いません。
e.バッグバルブマスク
正しい。
バッグバルブマスクは患者との直接的な口対口接触を避けて人工呼吸を行えるため、救助者の感染予防に有効です。
覚えるポイント
- BVMは換気と感染曝露低減に役立ちます。
- 酸素マスク・鼻カニューラは自発呼吸が前提です。
- マスク密着と気道確保が換気成功の鍵です。