119B047|第119回 歯科医師国家試験 過去問
上顎の前後方向の成長に関与するのはどれか。1 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: e
正答
e
この問題のポイント
上顎の前後方向への成長には、上顎骨後方に位置する 翼突口蓋縫合などの環上顎縫合系での骨添加が関与します。
解説
上顎骨は縫合部での骨添加と表面の骨形成・吸収によるリモデリングによって、前下方へ成長・移動します。翼突口蓋縫合は上顎複合体後方に位置し、前後方向の成長に関係します。
縫合問題では、縫合の走行方向と、そこでの骨添加によって顎骨がどちらへ移動するかを考えます。
選択肢の確認
a.上顎間縫合
誤り。
上顎間縫合は左右上顎骨の正中部にあり、主に横方向の成長と関連します。
b.鼻骨間縫合
誤り。
鼻骨間縫合は左右鼻骨間にあり、上顎骨の前後方向成長を直接示す代表縫合ではありません。
c.前頭頰骨縫合
誤り。
前頭頰骨縫合は頰骨と前頭骨の間にあり、上顎の前後方向成長の代表としては選びません。
d.前頭上顎縫合
誤り。
前頭上顎縫合は上顎骨と前頭骨の間にありますが、設問で問う前後方向の成長に最も対応するのは翼突口蓋縫合です。
e.翼突口蓋縫合
正しい。
翼突口蓋縫合は上顎複合体後方に位置し、上顎の前後方向の成長に関与します。
覚えるポイント
- 上顎は縫合成長と表面リモデリングで前下方へ成長します。
- 前後方向の成長には翼突口蓋縫合が関与します。
- 正中縫合は横方向の拡大と結び付けます。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。