116A058|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科補綴学
診断用ワックスアップについて正しいのはどれか。3 つ選べ。
3つ選択
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正解: b・c・e
正答
b、c、e
この問題のポイント
診断用ワックスアップは治療前に最終形態を可視化し、診断・説明・技工・プロビジョナルへつなげる工程です。
解説
診断用ワックスアップは、支台歯形成前に診断用模型上で予定する歯冠形態や歯列、咬合をワックスで再現します。治療目標を可視化し、歯科医師・歯科技工士・患者間で情報を共有できます。
シリコーンインデックスやマトリックスを作製すれば、支台歯形成量の確認、モックアップ、プロビジョナルレストレーション製作へ反映できます。最終色調は口腔内でのシェードテイキングや材料選択で決めます。
補綴治療の流れ
診断→ワックスアップ→治療計画→支台歯形成→プロビジョナル→最終補綴へつなげます。
選択肢の確認
a.作業用模型上で行う。
誤り。
診断用ワックスアップは通常、治療前の診断用模型上で行います。最終補綴物を製作する作業用模型上で初めて行うものではありません。
b.支台歯形成前に行う。
正しい。
支台歯形成前に行い、必要な削除量と最終形態を計画します。
c.歯科技工士との情報共有に用いる。
正しい。
予定する形態、咬合、審美目標を歯科技工士と共有する資料になります。
d.最終補綴装置の歯冠色の確認を行う。
誤り。
最終補綴装置の歯冠色はワックスアップでは確認できません。ワックスは形態の検討に用います。
e.プロビジョナルレストレーション製作に反映できる。
正しい。
ワックスアップからインデックスを作り、プロビジョナルレストレーションの形態へ反映できます。
覚えるポイント
- 診断用ワックスアップは支台歯形成前に行います。
- 形態・咬合の共有と説明に用います。
- プロビジョナルや形成量確認へ反映できます。