116A087第116回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科補綴学

唇裂に対して初回の口唇形成術を行う時期はどれか。1 つ選べ。

解答・解説を見る

正解: a

正答

a

この問題のポイント

唇裂の一次口唇形成術は、乳児の全身状態と組織発育を考慮し、生後数か月で行います。

解説

唇裂に対する初回の口唇形成術は、一般に生後3〜6か月頃に行われます。出生直後は哺乳支援、全身状態、合併奇形の評価を行い、体重増加と麻酔安全性を確認して手術時期を決めます。

口蓋裂の一次口蓋形成術は口唇形成術より後に行われ、言語発達や顎発育とのバランスを考慮します。顎裂部骨移植や二次修正術はさらに後の成長段階で検討します。

小児歯科・口腔外科のポイント
口唇形成、口蓋形成、顎裂部骨移植を発育段階に沿って整理します。

選択肢の確認

a.3 ~6 か月
正しい。
生後3〜6か月は、全身状態と体重増加を確認して初回口唇形成術を行う代表的時期です。

b.8 ~12 か月
誤り。
8〜12か月は口蓋形成術が検討される時期に近く、初回口唇形成術としては遅い時期です。

c.1 歳6 か月~2 歳
誤り。
1歳6か月〜2歳では言語発達が進んでおり、初回口唇形成術の標準時期ではありません。

d.3 ~4 歳
誤り。
3〜4歳は初回口唇形成術として遅く、必要に応じた二次修正などが検討される年齢です。

e.5 ~6 歳
誤り。
5〜6歳は初回口唇形成術の時期ではありません。選択肢本文には次問の症例文が連続していますが、唇裂手術時期の判定には影響しません。

覚えるポイント

  • 初回口唇形成術は生後3〜6か月頃です。
  • 口蓋形成術は口唇形成術より後に行います。
  • 顎裂部骨移植は混合歯列期に検討します。

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