116B043|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
小球性低色素性貧血に分類されるのはどれか。1 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: b
正答
b
この問題のポイント
貧血は平均赤血球容積と平均赤血球ヘモグロビン量から、小球性・正球性・大球性に分類します。
解説
鉄欠乏性貧血ではヘモグロビン合成が低下するため、赤血球は小さく、色素量も少ない小球性低色素性貧血となります。口腔では粘膜蒼白、舌乳頭萎縮、口角炎などを認めることがあります。
選択肢の確認
a.溶血性貧血
誤り。
溶血性貧血は赤血球破壊の亢進によるもので、一般に正球性正色素性に分類されます。
b.鉄欠乏性貧血
正しい。
鉄不足によってヘモグロビン合成が低下し、小球性低色素性貧血となります。
c.巨赤芽球性貧血
誤り。
巨赤芽球性貧血はビタミンB12や葉酸欠乏などで生じ、大球性貧血です。
d.再生不良性貧血
誤り。
再生不良性貧血は骨髄造血低下による汎血球減少で、一般に正球性正色素性です。
e.骨髄異形成症候群
誤り。
骨髄異形成症候群は無効造血を示し、大球性を呈することが多く、小球性低色素性の代表ではありません。
覚えるポイント
- 鉄欠乏性貧血は小球性低色素性。
- ビタミンB12・葉酸欠乏は大球性。
- 鉄欠乏では舌炎、口角炎、粘膜蒼白をみることがある。