116C011|第116回 歯科医師国家試験 過去問
社会歯科法規・医療制度
人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針で定められているのはど れか。1 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: b
正答
b
この問題のポイント
研究倫理指針は、研究対象者の人権、安全、尊厳と個人情報を守るためのルールです。
解説
人を対象とする生命科学・医学系研究では、倫理審査、インフォームド・コンセント、個人情報の適切な管理、利益相反、研究の科学的妥当性などが求められます。
侵襲を伴う研究が一律に禁止されるわけではありません。予測される利益と不利益を評価し、必要な審査と安全対策を講じたうえで実施します。
選択肢の確認
a.研究費の獲得
誤り。研究費の獲得は研究運営上の事項ですが、倫理指針の中心的な規定内容ではありません。
b.個人情報の保護
正しい。研究対象者を識別できる情報を適切に取り扱い、個人情報を保護することが定められています。
c.クリニカルパスの整備
誤り。クリニカルパスは診療の標準化に用いるもので、研究倫理指針が整備を求める事項ではありません。
d.侵襲を伴う研究の禁止
誤り。侵襲を伴う研究は一律禁止ではなく、倫理審査と安全管理の下で実施され得ます。
e.診療ガイドラインの作成
誤り。診療ガイドラインの作成は研究倫理指針の直接の目的ではありません。
覚えるポイント
- 研究対象者の尊厳と権利を最優先する。
- 個人情報保護とインフォームド・コンセントが重要。
- 侵襲研究は一律禁止ではなく、利益・不利益の評価と倫理審査が必要。