116C044|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
リンパ節腫脹の原因として考えられるのはどれか。すべて選べ。
5つ選択
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正解: a・b・c・d・e
正答
a、b、c、d、e
この問題のポイント
リンパ節腫脹は感染症、悪性腫瘍、血液疾患、肉芽腫性疾患など多様な原因で生じます。
解説
リンパ節腫脹を評価するときは、疼痛、硬さ、可動性、癒着、全身症状、持続期間、分布を確認します。感染性リンパ節炎では圧痛を伴うことが多く、癌転移では硬く可動性が低下することがあります。悪性リンパ腫では無痛性腫脹、伝染性単核球症では発熱・咽頭炎・全身性リンパ節腫脹がみられます。
結核とサルコイドーシスはいずれも肉芽腫性病変を形成し、リンパ節腫脹の原因になります。
選択肢の確認
a.結 核
正しい。結核性リンパ節炎は頸部リンパ節腫脹の原因になります。
b.癌の転移
正しい。口腔癌を含む癌は所属リンパ節へ転移し、リンパ節腫脹を生じます。
c.悪性リンパ腫
正しい。悪性リンパ腫はリンパ節組織の腫瘍で、無痛性腫脹を呈することがあります。
d.伝染性単核球症
正しい。伝染性単核球症では発熱、咽頭炎とともに全身性リンパ節腫脹を認めます。
e.サルコイドーシス
正しい。サルコイドーシスでは肺門・縦隔などのリンパ節腫脹を認めます。
覚えるポイント
- リンパ節腫脹は感染、転移、リンパ系腫瘍、肉芽腫性疾患で生じる。
- 硬さ、圧痛、可動性、分布、経過を確認する。
- 持続する無痛性腫脹では悪性疾患を除外する。