117D006|第117回 歯科医師国家試験 過去問
基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生
脳梗塞の危険因子はどれか。1 つ選べ。
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正解: d
正答
d
この問題のポイント
脳梗塞の危険因子では、動脈硬化や血栓形成につながる高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、心房細動を押さえます。
解説
脂質異常症ではLDLコレステロールの増加などにより動脈硬化が進行し、頸動脈や脳動脈の狭窄・閉塞を介して脳梗塞リスクが高くなります。
歯科診療では、脳梗塞既往患者の麻痺、嚥下障害、抗血栓薬の服用、血圧管理を確認します。危険因子と後遺症を分けて整理することが重要です。
選択肢の確認
a.筋萎縮
誤り。筋萎縮は神経疾患や廃用などでみられますが、脳梗塞の代表的な発症危険因子ではありません。
b.低栄養
誤り。低栄養は全身予備力を低下させますが、本問で挙げる代表的な動脈硬化性危険因子ではありません。
c.骨粗鬆症
誤り。骨粗鬆症は骨量低下を主体とする疾患で、脳梗塞の直接的危険因子ではありません。
d.脂質異常症
正しい。脂質異常症は動脈硬化を促進し、アテローム血栓性脳梗塞の危険因子となります。
e.起立性低血圧
誤り。起立性低血圧は立位時の血圧低下を起こしますが、脳梗塞の代表的危険因子ではありません。
覚えるポイント
- 脳梗塞の主要危険因子は高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、心房細動。
- 危険因子と脳梗塞後の後遺症を区別する。
- 歯科では抗血栓薬と嚥下機能も確認する。