117D034|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯周病学
慢性歯周炎と関連性が高いのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: b・e
正答
b、e
この問題のポイント
慢性歯周炎では、いわゆるred complexに属する嫌気性菌が重要です。
解説
Treponema denticola、Tannerella forsythia、Porphyromonas gingivalisは、深い歯周ポケットや歯周組織破壊と強く関連するred complexとして知られます。
歯周病は単一菌感染ではなく、成熟した歯肉縁下バイオフィルムと宿主応答の相互作用で進行します。菌名だけでなく、嫌気性・グラム陰性・歯周ポケットとの関連を整理します。
選択肢の確認
a.Clostridium tetani
誤り。Clostridium tetaniは破傷風の原因菌です。
b.Treponema denticola
正しい。Treponema denticolaはred complexに属し、慢性歯周炎と関連します。
c.Campylobacter jejuni
誤り。Campylobacter jejuniは主に感染性腸炎の原因菌です。
d.Mycobacterium leprae
誤り。Mycobacterium lepraeはハンセン病の原因菌です。
e.Tannerella forsythia
正しい。Tannerella forsythiaはred complexに属する代表的歯周病原細菌です。
覚えるポイント
- red complexはP. gingivalis、T. forsythia、T. denticola。
- 深い歯周ポケットでは嫌気性菌が増える。
- 歯周炎はバイオフィルムと宿主応答の疾患。