118A028第118回 歯科医師国家試験 過去問

歯科医学総合総合問題

成人の待機的全身麻酔下手術において、水(清澄水)の術前絶飲時間で推奨されて いるのはどれか。1 つ選べ。

解答・解説を見る

正解: b

正答

b

この問題のポイント

待機的全身麻酔では、誤嚥を防ぎながら過度な脱水を避けるため、飲食物の種類ごとに絶飲食時間を設定します。成人の清澄水は麻酔開始2時間前までが基本です。

解説

清澄水とは、水、果肉を含まない透明な飲料など、胃から比較的速やかに排出される液体を指します。成人の予定手術では、通常、清澄水は麻酔開始の2時間前まで摂取可能とされます。

牛乳や乳成分を含む飲料は清澄水ではありません。固形物や脂肪を含む食事は、より長い絶食時間が必要です。

全身管理上の注意点
胃排出遅延が疑われる患者、緊急手術、妊娠、消化管疾患などでは、個別に誤嚥リスクを評価します。

選択肢の確認

a.30 分
誤り。
清澄水であっても麻酔開始30分前では短く、一般的な推奨時間を満たしません。

b.2 時間
正しい。
成人の待機的全身麻酔では、清澄水の術前絶飲時間として2時間が推奨されます。

c.6 時間
誤り。
6時間は軽食や一部の固形食に用いられる絶食時間の目安であり、清澄水には長すぎます。

d.12 時間
誤り。
清澄水に対する一般的な絶飲時間ではありません。過度な絶飲は口渇や脱水を招きます。

e.24 時間
誤り。
医学的必要性のない長時間絶飲は推奨されません。

覚えるポイント

  • 成人の清澄水は2時間です。
  • 乳成分を含む飲料は清澄水に含めません。
  • 絶飲食時間は患者の誤嚥リスクに応じて調整します。

関連問題

118A027118A029
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)