118B066第118回 歯科医師国家試験 過去問

歯科医学総合総合問題

スパイロメトリで測定できるのはどれか。1 つ選べ。

解答・解説を見る

正解: d

正答

d

この問題のポイント

スパイロメトリは、口から出入りする気量を測るため、残気量を含まない肺気量分画を測定できます。

解説

スパイロメトリで直接測定できるのは、一回換気量、予備吸気量、予備呼気量、肺活量、努力性肺活量、1秒量などです。

残気量は最大呼気後も肺内に残るため、単純なスパイロメトリでは測定できません。残気量を含む機能的残気量や全肺気量も直接測定できず、ガス希釈法や体プレチスモグラフィなどが必要です。

呼吸生理のポイント
「肺の外へ出せない空気を含むか」で、スパイロメトリで測れるかを判断します。

選択肢の確認

a.死 腔
誤り。
死腔はガス交換に参加しない気道・肺胞の容積で、単純なスパイロメトリだけでは直接測定しません。

b.全肺気量
誤り。
全肺気量は肺活量と残気量の和であり、残気量を含むためスパイロメトリでは直接測定できません。

c.肺胞換気量
誤り。
肺胞換気量は分時換気量から死腔換気量を差し引いて求めるため、スパイロメトリ単独で直接測る項目ではありません。

d.予備吸気量
正しい。
予備吸気量は安静吸気後にさらに吸い込める気量で、スパイロメトリで測定できます。

e.機能的残気量
誤り。
機能的残気量は安静呼気終末に肺内へ残る気量で、残気量を含むため直接測定できません。

覚えるポイント

  • スパイロメトリは口から出入りする気量を測ります。
  • 残気量、機能的残気量、全肺気量は直接測れません。
  • 予備吸気量と肺活量は測定できます。

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