118B081|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
会話や着替えの際に息切れがひどく、外出できない患者のHugh-Jones 分類はど れか。1 つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
Hugh-Jones分類は労作時呼吸困難の程度をⅠ〜Ⅴ度で評価します。会話や着替えでも息切れし、外出できない状態はⅤ度です。
解説
Hugh-Jones分類では、Ⅰ度は同年齢の健康者と変わらず活動できる状態、Ⅱ度は坂道や階段で息切れする状態、Ⅲ度は平地でも健康者について行けない状態、Ⅳ度は休みながらでなければ歩けない状態、Ⅴ度は日常生活動作でも息切れし外出できない状態です。
本症例は会話や着替えという軽い活動でも呼吸困難が強く、外出不能であるため最重症のⅤ度です。
全身管理上の注意点
重度呼吸困難患者では仰臥位を避け、酸素化、呼吸数、会話可能性を確認し、短時間・低侵襲の診療を計画します。
選択肢の確認
a.Ⅰ度
誤り。
Ⅰ度は同年齢の健康者と変わらない労作が可能で、息切れによる日常生活制限がほとんどない状態です。
b.Ⅱ度
誤り。
Ⅱ度は坂道や階段など強い労作で息切れする程度で、本症例より軽症です。
c.Ⅲ度
誤り。
Ⅲ度は平地歩行で健康者について行けない、または自分のペースなら一定距離を歩ける状態です。
d.Ⅳ度
誤り。
Ⅳ度は平地歩行でも休憩が必要な重症状態ですが、会話や着替えでも息切れして外出不能なⅤ度より軽いです。
e.Ⅴ度
正しい。
Ⅴ度は会話、着替えなどの日常生活動作でも息切れし、呼吸困難のため外出できない状態です。
覚えるポイント
- Hugh-JonesⅤ度は日常生活動作でも息切れし外出不能です。
- 分類は患者がどの程度の労作を行えるかで判断します。
- 重症患者では体位と診療時間に配慮します。