119B042|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯周病学
歯周病予防のための生活習慣改善の対象はどれか。3 つ選べ。
3つ選択
解答・解説を見る
正解: b・c・e
正答
b、c、e
この問題のポイント
歯周病予防の生活習慣改善では、全身・歯周組織に影響する 飲酒、喫煙、食生活を評価して支援します。
解説
歯周病はプラーク細菌を主因としますが、喫煙、栄養状態、過度の飲酒、糖尿病などの生活・全身因子が発症や進行、治療反応に影響します。とくに喫煙は確立した重要なリスク因子であり、禁煙支援は歯周治療の一部です。
生活習慣支援では、患者の準備性や背景を確認し、実行可能な目標を共同で設定します。専門的歯面清掃は医療者側の処置であり、生活習慣そのものではありません。
選択肢の確認
a.PTC
誤り。
PTCはprofessional tooth cleaningで、専門家が行う歯面清掃です。患者の生活習慣改善項目ではありません。
b.飲 酒
正しい。
過度の飲酒は栄養・免疫・セルフケアなどを介して歯周健康に影響するため、生活習慣改善の対象です。
c.喫 煙
正しい。
喫煙は歯周炎の発症・進行と治療反応に強く関係するため、禁煙支援が重要です。
d.服 薬
誤り。
服薬は自己判断で変更すべき生活習慣ではありません。必要な場合は処方医と連携して管理します。
e.食生活
正しい。
偏った食生活や過剰摂取は全身状態と歯周組織に影響するため、食生活改善の対象です。
覚えるポイント
- 歯周病の重要な修飾因子は喫煙です。
- 飲酒と食生活も生活習慣として評価します。
- 服薬変更は自己判断ではなく医療連携で行います。