119C050|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
疾患とその原因となりうる環境汚染物質の組合せで正しいのはどれか。 2 つ選べ。
2つ選択
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正解: c・e
正答
c、e
この問題のポイント
環境汚染物質との代表的対応は、亜硫酸ガスによる気管支炎とアスベストによる悪性胸膜中皮腫です。
解説
亜硫酸ガスは気道粘膜を刺激し、咳、気管支炎、喘息様症状を引き起こします。アスベスト曝露は長い潜伏期間を経て、悪性胸膜中皮腫や肺癌などのリスクを高めます。
公害・職業性疾患では、原因物質、主な侵入経路、標的臓器を組み合わせて覚えます。
選択肢の確認
a.胃潰瘍 カドミウム
誤り。
カドミウムは腎障害や骨軟化症を起こし、イタイイタイ病の原因となります。胃潰瘍との代表的組合せではありません。
b.運動失調 窒素酸化物
誤り。
窒素酸化物は呼吸器刺激を起こします。運動失調はメチル水銀などの神経毒性でみられます。
c.気管支炎 亜硫酸ガス
正しい。
亜硫酸ガスは気道を刺激し、気管支炎などの呼吸器障害を起こします。
d.骨軟化症 メチル水銀
誤り。
骨軟化症はカドミウム曝露で問題になります。メチル水銀は中枢神経障害を起こします。
e.悪性胸膜中皮腫 アスベスト
正しい。
アスベスト曝露は悪性胸膜中皮腫の代表的原因です。
覚えるポイント
- カドミウムは腎障害・骨軟化症です。
- メチル水銀は感覚障害・運動失調などの神経障害です。
- アスベストは悪性胸膜中皮腫と関連します。