Y2026M04E1Q11|第2026年4月公表(第一種) 第一種・第二種衛生管理者免許試験 過去問
次の化学物質のうち、常温・常圧(25℃、1気圧)の空気中で蒸気として存在するものはどれか。 ただし、蒸気とは、常温・常圧で液体又は固体の物質が蒸気圧に応じて揮発又は昇華して気体となっているものをいうものとする。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、「ガス」と「蒸気」の違いが問われています。
蒸気とは、常温・常圧では液体又は固体として存在する物質が、蒸気圧に応じて空気中に気体として存在しているものです。
したがって、常温・常圧で初めから気体である物質は「蒸気」ではなく「ガス」として整理します。
解説
常温・常圧で蒸気として存在するものは、常温・常圧で液体又は固体であり、そこから揮発又は昇華して空気中に存在する物質です。
アクリロニトリルは常温・常圧では液体として扱われ、揮発して空気中に存在するものは蒸気です。そのため、1が正答です。
一方、アンモニア、エチレンオキシド、二酸化硫黄、ホルムアルデヒドは、常温・常圧では気体として扱う代表的な物質です。これらは「蒸気」ではなく「ガス」として整理します。
ひっかけポイント
「空気中に気体として存在する」だけでは蒸気とは限りません。常温・常圧で本来、液体又は固体か、気体かを確認します。
選択肢の確認
1.アクリロニトリル
該当する。
アクリロニトリルは常温・常圧では液体として扱われ、揮発して空気中に存在するものは蒸気です。
2.アンモニア
誤り。
アンモニアは常温・常圧では気体であり、蒸気ではなくガスとして整理します。
3.エチレンオキシド
誤り。
エチレンオキシドは常温・常圧では気体として扱われるため、蒸気には該当しません。
4.二酸化硫黄
誤り。
二酸化硫黄は常温・常圧では気体であり、ガスに分類されます。
5.ホルムアルデヒド
誤り。
ホルムアルデヒドは常温・常圧では気体として扱われるため、蒸気ではありません。
覚えるポイント
- 蒸気は、常温・常圧で液体又は固体の物質が気体となったものです。
- 常温・常圧で気体のものは、蒸気ではなくガスです。
- 有機溶剤の多くは、液体から発生する蒸気として作業環境中に存在します。
- 物質の状態を問う問題では、「常温・常圧で本来どう存在するか」を先に確認します。