Y2026M04E1Q10|第2026年4月公表(第一種) 第一種・第二種衛生管理者免許試験 過去問
労働基準法に基づく時間外労働に関する協定を締結し、これを所轄労働基準監督署長に届け出る場合においても、労働時間の延長が1日2時間を超えてはならない業務は、次のうちどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、36協定を締結して届け出た場合でも、時間外労働の延長が1日2時間を超えてはならない有害業務が問われています。
労働基準法の有害業務に関する制限は、労働時間管理と健康障害防止を結びつけて理解します。
解説
時間外労働に関する協定を締結し、所轄労働基準監督署長に届け出た場合でも、一定の有害業務では、労働時間の延長に上限があります。
著しく寒冷な場所における業務は、身体への負担が大きく、循環器系や体温調節への影響も考えられるため、労働時間の延長が1日2時間を超えてはならない業務として扱われます。
衛生管理者としては、単に36協定があるかだけでなく、有害業務に該当するか、労働時間が長くなりすぎていないか、休憩・保温・健康確認が行われているかを確認する視点が重要です。
選択肢の確認
1.著しく湿潤な場所における業務
誤り。
湿潤環境は作業負担や安全衛生上の問題になり得ますが、この問題で問われている、1日2時間を超えて延長してはならない業務として選ぶものではありません。
2.著しく寒冷な場所における業務
正しい。
著しく寒冷な場所における業務は、36協定を締結して届け出た場合でも、労働時間の延長が1日2時間を超えてはならない業務に該当します。
3.情報機器を用いる計器監視作業の業務
誤り。
情報機器を用いる計器監視作業では、眼精疲労や精神的負担などへの配慮は必要ですが、この設問の1日2時間制限の対象として選ぶものではありません。
4.病原体によって汚染されたものを取り扱う業務
誤り。
感染症対策や保護具、作業手順の管理が重要な業務ですが、この問題で問われている労働時間延長の1日2時間制限の対象としては該当しません。
5.ヘリウム、アルゴン等の不活性の気体を入れたことのあるタンクの内部における業務
誤り。
酸素欠乏のおそれがあるため、作業主任者、酸素濃度測定、換気、呼吸用保護具などが重要ですが、この設問の正答となる1日2時間制限の業務ではありません。
覚えるポイント
- 36協定があっても、有害業務では時間外労働に別の制限がかかることがあります。
- 著しく寒冷な場所における業務は、1日2時間を超えて延長してはならない業務として押さえます。
- 労働時間管理は、作業環境や健康管理と切り離さずに考えます。
- 衛生管理者は、有害業務、長時間労働、健康診断、休憩・保護具を総合的に確認します。