32AM102|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学呼吸・腎・消化・代謝水・電解質・代謝・体温
腎臓でグルコースを能動的に再吸収する部位はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
グルコースは、糸球体でろ過されたあと、通常ほとんどが再吸収されます。
再吸収の主な部位は近位尿細管です。
解説
腎臓では、血液が糸球体でろ過され、原尿がつくられます。原尿には水、電解質、グルコース、アミノ酸などが含まれます。
グルコースは体に必要な栄養素なので、通常は近位尿細管で再吸収されます。この再吸収にはナトリウムとの共輸送が関係し、能動的な仕組みで行われます。
血糖値が高くなりすぎると、近位尿細管での再吸収能力を超え、尿中にグルコースが出ることがあります。これが糖尿の基本的な考え方です。
生理で見るポイント
近位尿細管は再吸収の中心です。グルコース、アミノ酸、ナトリウム、水など、多くの物質がここで再吸収されます。
選択肢の確認
1.集合管
誤り。
集合管は、バゾプレッシンの作用により水の再吸収を調節する部位として重要です。グルコース再吸収の主部位ではありません。
2.近位尿細管
正しい。
グルコースは近位尿細管で能動的に再吸収されます。ナトリウムとの共輸送が関係し、通常は尿中にほとんど排泄されません。
3.遠位尿細管
誤り。
遠位尿細管は電解質調節などに関係しますが、グルコースの能動的再吸収の主部位ではありません。
4.ヘンレループの下行脚
誤り。
ヘンレループの下行脚は水の移動に関係します。グルコース再吸収の主部位ではありません。
覚えるポイント
- グルコース再吸収は近位尿細管で行われる。
- 近位尿細管は再吸収の中心部位。
- グルコース再吸収にはナトリウムとの共輸送が関係する。
- 再吸収能力を超えると尿糖が出る。